住まいを快適にする湿度対策
湿度が暮らしに与える影響
日本は湿気の多い気候です。梅雨や夏の時期はジメジメし、冬は乾燥して喉や肌に不調を感じることもありますよね。湿度が高すぎるとカビやダニが発生しやすくなり、健康にも悪影響を与えます。逆に湿度が低すぎると風邪やインフルエンザにかかりやすくなると言われています。
快適に暮らすためには、湿度を40〜60%くらいに保つことが理想です。
ダメージを与える湿気
湿気は人の体だけでなく、家にも悪影響を及ぼします。
特に床下や壁の中での結露は気づきにくく、家の寿命を縮めてしまうこともあります。
すぐできる湿度対策
- 1.こまめな換気 窓を開けるだけでも効果があります。空気を入れ替えて湿気を外に出しましょう。
- 2.除湿機・加湿器を活用
- 3.家具の配置に気をつける
- 4.床下や押し入れの工夫
- 5.自然素材を取り入れる
季節に合わせて使い分けることで、過ごしやすさがぐっと変わります。
壁にぴったりくっつけず、少し隙間を空けると空気が流れて湿気がこもりません。
除湿剤や調湿材を置いたり、すのこを使うと湿気が溜まりにくくなります。
珪藻土の壁や無垢の木材は調湿効果があり、空気を快適に保ってくれます。
湿度対策で資産価値もアップ
湿気の多い家は「カビ臭い」「古びている」という印象を与えがちです。逆に、湿度管理がしっかりされている家は、健康的で快適に暮らせるだけでなく、将来の売却や賃貸の際にも好印象につながります。
ちょっとした工夫で、家も人も元気に保てる湿度対策。
ぜひ日々の暮らしに取り入れてみてください。